自己破産の手引き~手続きの流れから弁護士費用までを徹底解説!

車や持ち家は?

A.20万円以上の価値がある場合、本人名義の家や車は差し押さえの対象になる

自己破産手続きを行うには、車や家といった財産は、20万円相当以下と判断されない限り、差し押さえの対象になり、売却されます。

自己破産というのは、生活に最低限必要な金品を除き、すべての財産を手放すことで借金を免除してもらうというやり方です。そのため、自己破産を行うなら、車や家はあきらめなければなりません。

しかし、愛着あるものをなんとか残したいと思うのは当然のこと。そこで、ある種、裏技的やり方ですが、車や家を残す方法を調べてみました。

どうしても避けたい場合は?

  • 自己破産ではなく個人再生を検討する

住宅ローン以外の債務が5000万円を超えておらず、また定職に就いていて安定した収入があるという場合ならば、自宅を手放さずに債務を1/5程度に軽減できる「個人再生」を検討するのがよいでしょう。

ブラックリスト入りや官報掲載は自己破産と同じですが、自宅は残せます。ただし、残った債務は確実に返済するのが条件です。

  • 親族間売買などを行う

住宅ローンが払えなくなった場合に行う任意売却の方法のひとつとして知られます。

もちろんこの売却相手は、友人などでも構いません。第三者に買い取ってもらい、借家として家賃を払い住み続けるというこの方法なら、名義人ではなくなるものの、愛着ある我が家に住み続けることはできます。

ただし、現実問題として、親子間や親族間の売買には、ローンが組みにくいという弱点があることを覚えておきましょう。

また、売買ではなく名義変更だけを行うと、いわゆる「財産隠し」とみなされ、自己破産の免責が得られませんので注意してください。

  • ローン中の車なら、ローン名義の書き換え

地域の交通事情や仕事内容との兼ね合いで、どうしても車を手放せないといった場合もあるでしょう。

そうした場合、まずはローン会社に返却し、安い中古車への代替えなどを検討すべきです。

それでもなお、今乗っている車にこだわりたいという場合には、ローン名義の書き換えという方法があります。

ご家族やご友人などにローンを引き継いでもらい、ローン会社に承認されれば、車を手放す必要はなくなるのです。

ただし、このローンを滞納すると、名義人となった方の信用情報を汚してしまうことになりますので、この点はしっかり心得ておきましょう。